2016年04月29日(金)晴れ
GW初日ということもあり深夜に大阪を出発
幸いなことに渋滞にも遭わず朝のうちに
石川県に入ることができました
日本一の砂浜ロード
そこから無料の『のと里山海道』を北上すれば
大島キャンプ場まではすぐですがちょっと寄り道
渚100選、バイクロード100選にも選ばれ、
自動車で走られる砂浜としては日本最長を誇る
千里浜
ちなみに「せんりはま」ではなく「ちりはま」と呼ぶらしいです。
砂は非常に細かく、適度に海水の水分で
締まっていて、スピードを出しても
空転したり砂を巻き上げたりすることもなく
快調に走行することができます。
結構波高い・・
行けども行けども砂浜
想像していた以上に長かったです。(約8㎞)
走っていて最高に気持ちいいっ!
千里浜なぎさドライブウェイ
一度車で走ってみたいと常々思っていたので
念願が叶って嬉しいです
砂浜ロードから通常道路に復帰し、目的地の大島キャンプ場へ
ただ能登半島は縦(南北)に長いので、
買出しを経て大島キャンプ場に着いたときには
それなりの時間に
張り放題のひろーい松林のキャンプ場
ひろ~い松林に到着
あたり一面がキャンプ場の敷地
まずは管理棟で受け付け
見るからに優しそうな年配のご夫婦が
対応して下さったのですが、
薪を購入したところ、焚きつけまで
オマケしてくれました。
なかなかの量です
松ぼっくりがゴロゴロ転がっているので
焚き付けには困らないのですが有り難く
受け取りました。
今年は例年に比べGWの割に人が少ないとのこと
ロッジやコテージに近いところでなければ
好きなとこに張って良いというので、、
広々としたところに設営開始
新幕
トルテュ Pro.の初張りです。
とは言っても最近のSALEで購入したワケではなく、
一部の人を震撼させた1月中旬の理不尽な値上げで
4万円UPする前にギリギリ駆け込みで購入したモノです(^^;)
ようやくの新幕初張り
昨年の秋頃から相方と2ルームが欲しいね・・という話をしていました。
それで候補に挙がったのが以下の3つ
・スノーピーク トルテュPro
・コールマン ウェザーマスター ワイド2ルーム STD
・CAMPAL JAPAN(OGAWAテント) ロッジシェルターⅡ
ロッジシェルターⅡは2ルームではないし、
CAMPAL JAPANだとティエラなどの選択肢が
ありますが、適当コンパクトテントをINすれば
何かとロッジシェルターⅡの方が便利そうだなと思ってのことです。
洋幕も考えたんですけど、、
『何が何でも他人と被るのはイヤ!』
って程ではないですし、
(そもそもピルツをメインで使っている時点で被りまくりですからね(^^;))
基本面倒くさがりなので、個人輸入も億劫・・
やっぱり何かあったときにすぐに修理に出せるところがいい!
ってことで上記の3候補になりました。
なかでもスノーピークは直営店が近くにあり、
馴染みの店員さんもいるので、症状を直接伝えて修理に出せるのはやっぱり安心
という極めて保守的な理由により、
トルテュPro.に決まりました
2016年の年始はOGAWAの今後がどうなるか心配
という時期でもありましたし・・
値上げ前でも結構高額なので普段なら
相方も及び腰だったでしょうけど、
年始の急激な値上げが背中を押してくれた感が正直あります(^^;)
多分あの値上げが無ければトルテュPro.に
手を出してなかったかも?
そういう意味では値上げサマサマです。
そういう経緯で我が家にやってきたワケですが、、
それから忙しかったこともあり、試し張りどころか
開封すらせずに5ヶ月近くずっと放置していました・・(^^;)
そしてようやく日の目を浴びる日が来たワケです。
設営に関してスノーピークのテント中、最難関という噂を
事前に聞いていましたが、以下のスノーピーク公式
設営動画を事前に見ていたおかげで特に迷うこともなく
すんなり立てられました。
◆SnowPeak公式 トルテュPro. 設営動画
設営手順は以下の通りと順を追って説明したいですが
ぶっちゃけ上記の動画を見た方が遥かに分かり易いです
ということで特筆すべきところだけ
かいつまんで書いておきます。
まずは動画の通りビルディングテープを
繋げようと思い、フライを裏返すと、、
既に繋いでありました。。(^^;)
たぶん出荷前の検品時に繋いでそのままにしていてくれたようです。
有難い
ということでまずはフレーム専用バッグを開いて設営開始
フライのバッグと合わせると重量は24kg
トルテュPro.現行モデルのフライは150Dですが、
発売開始当初は210Dだったのでもっと重かったでしょうね
Aフレームの立て易さを考えると150Dぐらいが
妥当なのかもしれません
付属のペグとガイロープはこんな感じです。
張り綱だけで16本、ペグダウンループで8本
合計24本以上のペグが必要ですが、事前に持っていた
ソリステに加えてエリッゼステークを買い足していたので
全く使いませんでした。
スカートにもペグダウンできるようになっているので
スカートも押さえたいときに使ったらいいと思います
ガイロープはデフォルトでリフレクション仕様でした
まずはフライの天頂部にくるリッジポールをスリーブに通し
さらにAフレームをスリーブに通して、、
リッジポールと繋ぎます
接続する先やスリーブが同じ色で塗り分けられているので
分かり易いです
ちなみにリッジポールの両端と通すべきスリーブは紺色
Aフレームは赤色です
サイド窓をあらかじめ開けておいた方が
設営が楽というのはホントでした
次にセンターフレームをリッジポールに繋ぐのですが
フライのOリングに通すのを忘れがちなので要注意です
あとは動画の通りCフレーム⇒テントフレームの順に繋ぎ
それぞれのフレームの交点をベルクロテープで巻きます
風に対する強度を増す為に重要な作業なのでここも重要です
あとはインナーテントの取り付け
まずはインナーテントのボトムの細まっている方の
ペグダウンテープをテントフレーム側(奥)のペグにひっかけます
※インナーのグランドシートはオールウェザーブランケットで
代用できるかと思っていたら全然寸足らずだったので
ブルーシートで代用してます(^^;)
次にインナー室内側のフックをセンターフレームを接続した
Oリングにひっかけます。
あとはインナーテント上部のフックを各フレームに
ひっかけていくだけ
非常に簡単!
撤収時は、インナーテントから先に片すことが
できるのは便利です
事前に設営動画を見ていたこともあり、
初張りでも30分かからずに設営できました。
大きさは580㎝×360㎝、高さは最も高い部分で205㎝ですが
車と比較したら大体の大きさは分かりますかね?
2~3人で広々、4人で丁度といった大きさです。
トルテュライト比較してフライの生地が
・75D(ライト)
・150D(Pro.)
と厚いので遮光効果が高いのも利点ですが、
窓が多いのが最大の利点で、インナーテントにも
窓があり、メッシュにできるので夏の夜でも
インナー内に風が通り快適です。
もちろんシールドルーフも購入
もともとのフライの生地の厚さに加えて
PU遮光ピグメント加工のシールドルーフを
被せるとフライ内の影が一層濃くなります
実際初張したこの日は、全国的に真夏日でしたが
強力な遮光効果のおかげで快適に過ごすことが
できました。
スカートもあるし、春夏秋冬の4シーズンに渡って
活躍してくれそうです。
燃えるような日の玉
初張も終わり新幕に満足した後、夕食前に夕陽を観ようとすぐ隣の浜へ
すると、、いきなり綺麗!
晴れてても水平線近くで雲に入ってしまうことが
多いですが、この日は見事に水平線に落ちるまで
クッキリ見えました
まるで燃える火の玉のよう
美しい夕陽って寄るとこんな風に見えるんですね
蜃気楼と同じく大気の光の屈折率の影響と
頭では分かっていますが不思議・・
マジックアワーも見事
さすがにグリーンフラッシュまで見られませんでしたけどね(^^;)
夕食はスペアリブ
お腹が満たされた後は、焚き火を堪能!
管理人さんにオマケで頂いた焚き付けや、
マツボックリが周囲に腐るほど落ちているので
火起こしは全く苦労しませんでした(^^;)
夕陽は物凄く綺麗でしたけど夜が更けるにつれ
風が強くなり雲が出てきたので焚き火を早めに
切り上げ早めに就寝
長くなってきたので
『いざ漆器の町 輪島へ~能登半島周遊キャンプ その2』
に続きます。
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