残雪の木曽駒ヶ岳登山 その2~素晴らしきかな?南信州の景色編

akimichi

2017年06月27日 07:00

ちょうどこの記事ネタがそうですが、つい最近行ってきたばかりということもあり
長野県南部の地震のことが気がかりです

早くおさまることを切に願います


『残雪の木曽駒ヶ岳登山 その1~青空に向かって白き壁を登る編』 の続きです

6月上旬にしては例年以上にたっぷり雪が積もった
白い壁のような千畳敷カールを青空に向かって直登後

稜線に出たのちは、先に宝剣岳に登り、そのあと
駒ヶ岳山頂へと向かいました。









上るにつれ斜度が上がっていく千畳敷カール





ひーこら言いながらも上がり、稜線上に出ると





09:40

乗越浄土に到着





目の前には宝剣山荘がどどーんっとお出迎え





ここから北東方向に向かうと中岳・駒ヶ岳山頂方面へ





南方向は伊那前岳方面





ここから西へと向かうと宝剣岳・空木岳方面です




宝剣岳はすぐ隣ですけどね



下りが怖いよ宝剣岳



お昼が近づくにつれ天気が崩れるとも限らないので
駒ヶ岳山頂へ向かう前により難易度の高い宝剣岳へと
先に登ることにしました。





途中からは鎖場の連続

まだ日陰になっている箇所の岩場は、
雪や氷が付いている為、慎重に上がります


10:20

宝剣岳の山頂に到着!





スペースとしては激狭で、最高地点の岩のてっぺんは
一人分のスペースしかなく、その周辺も2~3人ぐらいの
スペースしかありません。

入れ替わるようにして記念撮影


千畳敷から見えていた宝剣岳山頂の景色




下から見えていた尖がった山の先端に自分がいるなんて
信じられないですね


冠雪した御嶽山や乗鞍岳まで一望





空木岳へと続く稜線もまた見事




なんぼでも見てられる・・


岩の隙間に隠れるようにお社があります





次の方が上がって来られたタイミングで入れ替わるようにして
再び乗越浄土へと戻ります





上りは割と平気でしたが、雪や氷で滑り易い岩場の急な下りは
なかなか緊張しました






なんだか紛らわしい中岳



10:40

再び宝剣山荘へ





ふと振り返ると、、

宝剣岳のてっぺんに人が立ってる




風が吹いていたので用心してわたしは止めたんですが、よう立つわ


さて、それではいよいよ中岳を経由して駒ヶ岳山頂へ




この中岳、

最初に木曽駒ヶ岳に登ったのはブログを始める前だから8年以上前かな?

はじめて中岳を見たとき、ここが駒ヶ岳山頂だと思ってました(^^;)


11:00

これが中岳山頂




宝剣山荘からはものの10分ぐらいですかね


本命の駒ヶ岳が見えた




良い眺め。ちら見えする御嶽山がまた乙です


バシャバシャ写真撮らずにまっすぐ山頂に向かえば
20~30分であの山の上に辿り着きます


駒ヶ岳頂上山荘




この日はまだクローズしているようでした。


さてさてあともう少し









南信州が一望の頂き~木曽駒ヶ岳



11:20

木曽駒ヶ岳山頂に到着





こちらが山頂のお社





駒ヶ岳に登っている頃から少し雲が出てきたりもしてましたが
山頂でお昼を食べている間にいつまにかまた晴れ間が




日頃の行いが良いせいですかね?

しっかりお参りした甲斐がありました


登ってきた中岳越しの宝剣岳








そして木曽頂上小屋と御嶽山




木曽頂上小屋、なかなか凄いところに立っていて
前々から泊まってみたいと思ってたんですよね。。

今度木曽前岳方面へ縦走する機会があれば泊まりたい

御嶽山はどこから見ても絵になる山

3年前にあんな悲劇があった山とは思えない美しさ

自然の美しさと厳しさは本当に表裏一体なんだなと思い知らされます



あまりの絶景にランチタイムも含めて1時間30分ぐらい
山上に長居してしまいました(^^;)

凄い天気良かったのに山上ですれ違ったのはごくわずか

ほとんど貸し切りのような感じでのんびりできたのもまたラッキー

ロープウェイには結構人が乗ってたのにあと人たちはどこ行ったんだ?


わたしたちは先に宝剣岳に登ったので結果的にそれが功を奏して
ピークタイムがズレたんですね、きっと

やっぱりお参りした甲斐がありました(笑)


さて、いつまででも眺めていられる景色ですが、
日帰りなのでそろそろ下山しないとね





まだもう少し時間に余裕があったので伊那前岳方面へ少しだけ登ることに





こちらの方から回り込んでみる千畳敷カールや




宝剣岳や連なる山々の景色がまた見事!





時間のある時は是非少し上がって観てみて下さい。

お薦めですよ


思う存分絶景を堪能後、木道を下り、再び千畳敷カールへ

上りはそうでもないですが、下りはかなりの斜度




行ったん滑るとどこまで滑り落ちるやら

アイゼンを再び装着し、しっかり足元のグリップを確かめながら
慎重に下ります


往路には無かった大きな雪塊がゴロゴロ




やはり最後まで気は抜けません


14:30

千畳敷ホテル(駅)に無事に到着




はぁ~楽しかった

無事に下山できたこと感謝感謝です

到着して間もなく下りのロープウェイの時刻だったので
慌ててお土産を購入して乗り込みました(^^;)



締めはやっぱりこれかな?



下山後、ちょうど良い塩梅に風が吹いていたのであまり汗を
かいてなかったのですが、一応温泉へ

いつもなら菅の台バスセンターすぐ横のこまくさの湯に行くところですが
周辺でイベントをやっていた影響もあり大混雑


なので少し離れた国民宿舎チックな旅館のお風呂(露天なし)でさっぱり


最後に帰阪する前に腹ごしらえということでこれまた
菅の台バスセンターすぐ近くにある明治亭へ




ここに来たらやっぱりこれですよね

どどーんっ!




でっでかい

並み盛りを注文しましたがもうお腹いっぱい

雄大な山の景色とがっつり丼で、眼福腹福!

至福の山行の余韻に浸りながら帰阪しました。



今回の戦利品



今回の戦利品です




駒ヶ岳と宝剣岳の山バッジ。

yamasankaのも買いました。


いつも通りオリジナルの手拭いを購入したかったのですが
あまり良いデザインが残っていなくて買いそびれてしまいました(^^;)

次登りに来たときは絶対手拭いGETします(^^)/


今回のルート






―おわり―




あなたにおススメの記事
関連記事