タイプはG・EX
中間グレードのタイプGに比べて20万円ほど高いですが、
サイドカーテンエアバッグにシートヒーター、
パフォーマンスダンパーも付いているのでかなり
お得かな?と思ってこのグレードにしました。
今でもこの選択に間違いは無かったと思っています。
ほとんど電気自動車です
動力システムは「SPORT HYBRID i-MMD」
動力用と発電用の2モーターと動力・発電兼任の
エンジンが組み合わさったシステム
以下の3つのドライブモードがあります。
・EVモード(EVドライブモード)
⇒バッテリーからの電力で動力モーターを回します。
・HVモード(ハイブリッドドライブモード)
⇒エンジンを低燃費で動かして発電用モーターで
電気を生み出して走行用モーターを回します。
・ENGモード(エンジンドライブモード)
⇒高速クルーズ時、エンジンをクラッチに直結して
モーターを経由せずにタイヤを回転させます。
急坂を登るときはエンジンが唸りを上げて
発電しますが、それ以外はこれらのモードの切替が
実にスムーズで、前方のマルチインフォメーションディスプレイで
見ていなければモードの切り替わりが
全く分からないぐらいスムーズです。
あと走行モーターが非常にパワフル
エンジンが以下の性能に対して、
<走行エンジン性能>
最高出力 107kW[ 145PS ] / 6,200 rpm
最大トルク 175N・m[ 17.8kgf・m ]/ 4,000rpm
走行モーター性能はこの通り
<走行モーター性能>
最高出力 135kW[ 184PS ]/ 5,000 - 6,000 rpm
最大トルク 315N・m[ 32.1kgf・m ] / 0-2,000 rpm
坂道だと1.5Lターボのガソリン車はキビキビと
登っていく感じですが、こちら(ハイブリッド)は
車重が100㎏ほど重い分重厚だけど、
でもパワフルにぐいぐいと登っていく感覚
モーター侮り難しです。
電磁力が円運動に直結しているモーターの方が
運動効率が高いのかも?
オデッセイハイブリッドと同じハイブリッドシステムを
ステップワゴンに搭載するのに苦労したらしく、
同じステップワゴンでもガソリン車と比較して
全長が4cmほど長くなっているらしいです。
それでも最小回転半径が同じ(5.4m)に収めたのは
非常に苦労したでしょうね(^^;)
気になる燃費は?
キャンプ道具を満載して3回ほど遠出しましたが
暖房を付けた状態で下道・高速共に16~17km/Lってとこですかね
空荷だと18km/L、暖房OFFで高速だと20km/Lぐらいになります
アクアやプリウス、フィットハイブリッドと
較べると全然ですが、ミニバンとしては十分
今までの二倍の燃費で、大阪から長野あたりでも
場合によっては無給油で帰られたりするのが
未だに信じられません。
長距離の運転が非常に楽に
最新のHONDA SENSINGにより自動ブレーキや
誤発進防止装置、先行者発進通知機能など
サポカーと呼ばれる機能はほとんど装備されていますが、
なかでも渋滞追従機能付きACC+LKASが秀逸
ACC(アダプティブクルーズコントロール)
LKAS(レーンキープアシストシステム)
の略で、いわゆる適度な車間距離で同一車線上を
自走する機能で、NISSANのセレナやエクストレイルで
搭載されているプロパイロットと同じ機能ですね
車間距離の取り方が人間が運転した方が
スムーズというところはありますが、
これがまた非常に便利で長距離や渋滞時の
運転が非常に楽になりました。
長距離遠征時の休憩回数がかなり減った気がします。
文句なしの積載能力
ステップワゴンスパーダハイブリッドで
マイナーチェンジする前からあった仕様ですが、
3列目シートが床面に収納されて面一になる
ステップワゴンのカーゴルーム
多少3列目のシートのクッション性が
薄い気がしますが、滅多に使わないので
この仕様の方が遥かに有難いです。
マンションの自走式駐車場や大型ショッピングモールの
駐車場だと張りや壁で後ろにスペースがないので
わくわくゲートと呼ばれる横向きに開くドアが便利
実際、色んなところで重宝しています。
何気に便利なブレーキホールド
電子パーキングブレーキの下方にあるブレーキホールドボタンを
押下した状態でブレーキを踏むと、足をブレーキから離しても
次にアクセルを踏むまで停止したままになるこの機能
ステップワゴンスパーダハイブリッド専用仕様ですが
信号の多い市街地や交互通行の待ちなんかに
非常に便利です。
実はあの車と迷ってました
この車の競合だとノアやヴォクシー、セレナあたりですが
わたしの場合は今売れに売れまくっているマツダのCX-8と
迷っていました。
3列シートの大型SUVでCX-5より積載能力が増え、
SKYACTIVEのディーゼルエンジンはパワフルで
燃費が良いし、悪路に強いAWD
非常に魅力的でしたが、車を買い換えようとしていた
時期はステップワゴンスパーダハイブリッドは
発売されたばかり
で、CX-8はまだ発売前ということもあり、
わざわざ大阪モーターショーまで実車を
見に行って比較検討してきました。
第一印象としてはデカいな!の一言
横幅1840mmはやっぱりいかついです
登山やキャンプで細い山道も通ることが多いので
これはちょっとしんどいかな?というのと、、
CX-5と比較して積載能力が増えたとはいえ
やはりミニバンの積載能力にはまだまだ及ばないので
悩みに悩んでこの車にした次第です。
不満点は今のところないですが、
強いていえばカラバリがマツダほど
お洒落ではないことと、ハイブリッドには
モーターメインのシステムの都合上
4駆モデルが今のところないところですかね
でも今のところ非常に満足していて
長く相棒として活躍してもらおうと思っています。
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